2019/02/18 08:35
左_リファイン後
右_リファイン前
リファインとは?
受け継がれてきたアンティークを異なるアイテムへと製作すること
<アイテム>
ラペルピン_スティックピン.
<年代>
1900年代〜1930年代.
<芸術様式>
アール・ヌーヴォー様式からアール・デコ様式へ移行する時期. 1800年代のデザインはクラシカルで重厚でいて装飾性も多く少し威圧的. 先代より押し付けられた価値観を軽やかに飛び越える!そんな新時代(当時のね、笑笑)のムーブメントを息吹を感じずにはいれません. スイレン(花)のように純粋で可憐.2つの淡水パールもチョコンとかわいい.
<素材>
K10 GOLD. サファイア. 淡水パール.
<発見場所>
とあるNYマーケットにて出逢った一品.
<リファイン内容>
ピン(棒)部分を丁寧に取り外してGOLDチェーンをおつけしています.
1900年代初めごろは生活様式が異なりまして外に出歩く時はキチンとしたスーツを着ていました. TPOをわきまえていたのですね. 作業するときはワークウェア. スポーツするときは機能的なウェア. 食事に行くときはキチンと.
しかしながら当時のスーツ素材は基本的な織りとスタンダードな色くらいでバリエーションが今よりもぐっと少ないのです.そんな時にラペルピンやカフスリンクスで違いを楽しんでいたんですね.
今は個人の自由にMIXする装いが市民権を得ています. オシャレな人はいつの時代にも自己流なSTYLEでMIXしていたし. モードな世界もMIXは基本テクニックですが. 一般に広まったのはココ10年くらいなんですよ. 例えばスニーカーにウールパンツにパーカー合わせてチェックのロングコートをはおり黒のナイロンリュックなんて. そんな感じです.
MIXがあたりまえになってくると. またにスーツを着て革靴を履くと背筋も伸びて気分も変わり別人格を演じているようで良いもんです.
そして気に入ったアイテムは手に入れたけど
コーディネートって... どこをどのように意識したらいいか?
なかなか分からないものですよね...
トレンドや今おしゃれと思われる雰囲気は知っていても...
はたして自分に似合うのかな?サイズ感は?色合いは?バランスって言うけど何処とのバランス?
そんな時はシマダカツヨシにお任せくださいね.
スタイリストやデザイナーが感覚的に実行しているポイントをシンプルに分かりやすくお伝えしますね.
お逢いできるのを楽しみにしてまーす!
SHIMADANTIQUESは結婚指輪専門の彫金職人にリファイン(作り直し)してもらっております.
SHIMADANTIQUESは全てのアイテムに永久保障書をお付けしています. シマダカツヨシはあなたのアクセサリーの主治医になれれば幸せです.